女性の夢を手帳で叶える森淑子

手帳を活用して女性の夢を叶える手帳案内人・森淑子

アズ直子さんの講演会 かっこいい、惹きつける、オープンな人

発達障害アスペルガー症候群注意欠陥多動性障害(ADHD)、学習障害

これらの文字をどこかで目にされたり、聞かれたことがあると思います。
特に子育て中の方、小学校以上のお子さんがいらっしゃると、意外と身近なのではないでしょうか?
逆にお子さんが既に成人になられている方だと、あまり聞き馴染みがないかもしれませんが、

「空気が読めない」
「場違いな発言をする」
「暗黙の了解が通じない」
「片付けられない」
「じっと座っていられない」
「時間に遅れていつも遅刻する」
「一気に喋って止まらなくなる」
「頭は悪くないのに、読み書きが不自由」
などなど

こう書くと、もしかしたらお知り合いのどなたか、
お顔が浮かぶかもしれません。


この発達障害は脳が個性的で起こってしまうものです。
「障害」と日本では言っていますが、脳に原因があって起こる様々な特徴を持った人、と思ってもらったらいいと思います。

唐突ですが、
昨年12月にアズ直子さんの講演会へ行ってきました。
ご自身がADHD傾向の強いアスペルガー症候群と診断されていることを公表しながら、本を出版されたり、講演会活動をされています。
そして、起業家としては10年以上のキャリアを持つネットショップの経営者でもあります。


写真撮影がOKでしたので、講演中の一枚。


私も一応起業している身ですが、正直、苦手なことが多くて、
起業家の先輩として、
子育てや家事など、どういう工夫をされているのか、
また、アスペルガー症候群ADHDがあると一般的に生きづらいと言われがちな中、
それをオープンにされているアズさんってどんな方なのか興味もあって、行ってきました。


事前に本も読んでから講演会へ参加して、まず驚いたのが、
「環境設定」とアズさんがおっしゃっていたけれど、講演会で場作りをしっかりとされていること。

参加型のワークショップでも、下手したらこんなに丁寧にやってない方もいらっしゃるはず。
すごーーい!と、コーチ目線に思わずなってしまいましたが、これだけでも参考になるなぁ、と思いました。


講演会の中身は、これまでのご経験から出てくるお話ばかりで、
わかりやすく、実践的で、しかも参加者に無理して頑張りなさい!というスタンスではなく、
まずは自分を褒めましょう、
それから、できることを一個ずつやってみましょう、しかもベビーステップで。
と、
寄り添う感じで、
アスペルガーらしくない、と言ったら語弊があるかもしれませんが、
本当に普通に、むしろ上手で、とてもよく伝わる、分かりやすいお話でした。


京都から来られたゲストの方も素敵な女性で、
お話からはとても勇気付けられました。


講演会後にサインと写真も撮っていただきました。

アズさんの努力、
人からサポートをもらうにも、かなりの努力が必要だったはず。
そして、ご自分を受け入れて大事にする、
大事なご家族のために頑張れたとおっしゃっていましたが、
その道のり思うと、驚きとともに、とっっっても、元気をもらいました。

今年も梅田で講演会をされるそうなので、また行きたいと思います。
発達障害うんぬんでなく、その生きる姿勢は学ぶところがたくさんある方でした。