女性の夢を手帳で叶える森淑子

手帳を活用して女性の夢を叶える手帳案内人・森淑子

ポジハラはやっぱり嫌

ポジハラ=ポジティブハラスメント
という言葉があるそうです。
あ"ー自分で耳が痛い・・・したことあるかも、やっちゃってるかも。

多分、コーチングに触れてたら、一時期やってしまう気がする。
私もそう。

でもさ、本当にしんどーーい時には
やっぱり逆効果だなと身をもって感じました。


鬱病だった頃

「気のせいだよ」「考えすぎ」「思い過ごし」

って言われたり

しんどーーーー

やせねーーーー(仙台弁でしんどい、辛い)

おっかねーーー(仙台弁で疲れた)

ヘトヘト
ふらふら
どよーん
となっている時に、無理やりに上げよう上げようとしないでほしい。


何かで悩んでいる時
例えば、子どもの不登校で悩んでいるときに
「いつか行くようになるよ」
「お母さん頑張って!」
「笑って接してみて」

って、言われると、もうその人には話をしにくくなってしまう。

登校拒否を克服する親の会に参加して、初めてほっとした気がしたっけ。
「学校行かなくてもね、子どもたちはなんとかしていくからね」
「よく頑張ったね。いっぱい話して帰っていってね」
「子どもが不登校というだけで、いろいろストレスになるよね」


落ち込んでいる人がそばにいて、落ち込んでてめんどくさいな、
ちょっと気分持ち直してほしいって思うならば、
見守ってますよ、というメッセージを伝えて、そっとしておいてあげてください。
ただただ「そうなんだね、そっかそっかー」と相づちうちながら話を聴いてあげてください。


ポジティブばかりを求めすぎたら、ネガティヴな感情を否定しがちだけれど、
ネガティヴな感情も人には必要なんです。


怖いは危ないところへ近寄らないようにする
悲しいは傷付いた心を癒す
怒りは大切にしているものを守る


ネガティヴな感情にはまっている人がいたら
ハマりたい状態、癒す時間なんだと思って、
ただ共にいてあげてください。それが一番の癒しです。


カウンセリングやコーチング、セラピーなど、いろいろな手法があるけれど、
結局のところ、感情は本人が(無意識も含む)自分で選んでいるものだから、
自分で気付いてこそ、効果が出るもの。

ネガティヴな感情を選んでいる、その人なりの事情がある。
だから、無理やりポジティブへ持って行こうとしなくてOK。
その人のタイミングで上がってきますよ。