女性の夢を手帳で叶える森淑子

手帳を活用して女性の夢を叶える手帳案内人・森淑子

足るを知る

吾唯知足
われ ただ 足るを知る

この言葉には思い出があります。

鬱病の頃、この言葉を胸にガンバってました。
(ガンバッタラダメじゃん(笑))
治そうと頑張るから、
余計に普通の生活が送れるようになるまで時間がかかってしまいました。

いやいや、子どもが小さい分、
普通になる前に元気にならざるを得なかったのか?
まあ、とにかく、今こうして元気にしているのは
本当にありがたい話です。

鬱病になったら、友達どんどん減ります。
家族に下手したらそっぽ向かれます。
そっぽ向かれる前に自分で実はそっぽ向いてます。
(だって、それどころじゃないんだもの。)
今までの関係性が否応なく変わります。
人を世話する、面倒をみる、働く、家事、
とにかくできない。

回復期はこれまた上がってくるのが実はしんどい。
毎日が山登りかロッククライミングか?
という感じ。

呼吸するだけ、食べる、寝る
ぐちゃぐちゃどろどろ

鬱病の頃を振り返ると
それでも少し元気になると、できること、
やっていることが実はあって、
それが回復への突破口になっていった気がします。


私にとっては、本。はまったアーティスト。恐竜。
鬱病でも恐竜展には行ってました(笑)



癒し、自分にとって心地よいもの

5分10分と、心地よい時間を増やして行きましょう。




後日談
鬱病がよくなって、引っ越して鬱病関係の本はほとんど売って、
しばらくしたある日、
突然、憑き物が落ちたみたいに
そのアーティストのCDと子どもの頃から大好きだった恐竜のいろいろなグッズを一気に処分しました。

あの処分した日、
あー私、よくなったなー、もう鬱病にはならなそうだな〜と
実感した時間でもありました。


物に紐付いている記憶というのも多くて、
鬱病時代よさようなら!スッキリ!